2014年8月1日金曜日

過去の事情を学んでいないとしか言えないサムスン

お久しぶりです。
まあ、以前よりも早い形ですが
さすがに毎日更新ということは無理なので
今回のように、気になるニュースなどがあるたびに
時々、取り上げさせて頂ければと思っています。

あと先の投稿で改行がまったく入っていませんでした。
なんとも見難い投稿で誠に申し訳ありません。
改めて直させて頂きましたので、一つ読んで頂ければと思います。

さて、本日の話題ですが前回同様「YOMIURI ONLINE」から
サムスン、9年ぶり減収・営業減益…4~6月期」というニュースについて。

記事内でも書かれていることですが、サムスンの現状での主要な柱はスマホです。
今ではiPhoneを出すアップルと肩を並べるほどの普及率を持っている訳ですから
当然と言えば当然なのでしょう、それが不振なのですから減収も当然と言えるのかもしれません。

スマホ市場の鈍化に関して、記事内では下記のように書かれています。

高価格帯のスマートフォン市場の成長が鈍化し、中国メーカーの安価な製品との競争が激化している

とのことです。
そこで、合わせて読んで頂きたい記事がこちら「日経BP社」の
世界のスマホ市場、中国メーカーが市場平均上回る速度で成長」という現実である。

やはり、先の記事と同じように中国メーカーが大きく増え始めており
それの割を食うように、サムスンやアップルなどが下がっていると言える

しかし、実際のところ中国メーカー産のスマホをあなた達の周辺で使っている人を見たことがあるだろうか?
じつはその多くが南アフリカなどの開発がまだまだ進んでいない地域の人たちへと流れているのだ。
これまではサムスンなどがその勢力だったのだが、様々な機能を付けて、高級思考へと走ったために
安価でシンプルな製品の中国メーカーへと、その市場を奪われる形になったのだ。

「なるほど、そうだったのか」
で、皆さん終わっては行けませんよ。まだ、この先があります。

サムスンと中国メーカーの図式。なんかどこかで見たことがありませんか?
実はこれ、日本メーカーと韓国メーカーの家電でも同様のケースが昔にあった訳です。
サムスンなどが台頭してきた時代、日本の家電は「ジャパニーズブランド」として
海外で一定以上の評価を得ていました。壊れにくく、大変丈夫で、性能も良い
しかし、そこに韓国のメーカー(主にサムスン)が、無駄な機能を省きシンプルな家電で売れ行きを伸ばしたのです。
テレビに求めるのは、テレビを見るだけ。レンジは温めるだけ。という具合です。

結果、日本の家電は市場を食われるようになり、海外での不振が今でも続くわけです。
上記で上げた、サムスンと中国メーカー、まったくの同じサイクルを辿っていると言えませんか?
サムスンは高価格帯へと走ったがために売上が下がり、中国メーカーがシンプルなスマホで売上を伸ばす

過去の事例を勉強しないサムスン、というべきなのか。これが四字熟語の「栄枯盛衰」とでも言って解決するべき問題なのでしょうか。

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