2014年9月12日金曜日

新しい発想は新しい恐怖を連れて来るのか…

今回はニュースサイトからの引用ではなく。
マーケティング系の情報サイトからの引用。
「マーケジン:おたくの広告はニュースになりますか?記事化されるためにコンテンツに盛り込んでおきたい5つの要素」です。

正直、自分自身はそれほど恐怖の館とか
ホラー系のアトラクションは苦手だったりします。
そのため、遊園地なんかに行ったりしても、あまり進んでホラー系には入らないのですが
最近、各地の催し物会場などで、簡易的なホラー系のアトラクションが設置されることも多くなってきた。
(脅かし役が役者で住むため、移動設置が簡単になった弊害かもしれない…)
そんな為、これまでは遊園地まで行かなければ体感できなかった
ホラー系アトラクションが、身近な催し物会場で楽しむことができ。
好きな友人がいるために、今年の夏は本当に心臓に悪い夏休みだったと痛感しております。

さて、そんなホラー系のアトラクション。
これまではゾンビなどに扮した役者が、突然現れて脅かす。というのばかりでした。
ですが、このリンク先にある新しいホラー系アトラクションの
「まち子の隠れんぼ」は恐怖の軸が少し違う。

 来場者はその廃校に入っていくのですが、まち子が近づくと、どこかに隠れなきゃいけない。そして、まち子が通り過ぎるのを息を潜めてじっと耐える。やり過ごす。

待ち構えることができない恐怖、がこれまでのホラー系アトラクションでしたが
「まち子の隠れんぼ」は、身構えて最大限に警戒するホラー系アトラクション。
ある意味、最大限警戒するからこそ、押し寄せてくる恐怖に対してその緊迫感は半端ないと言えるのかもしれません。
記事でもありますが、リタイア続出だったそうで。
しかし、それだけを今回紹介したいのではなく。
その先にある、マーケティングとのつながりです。
5つの要素として「新しさ」「時事性」「社会性」「話題性」「最上級表現」
以上の要素が絡み合うことで、さらなる新規ユーザーを呼び込み。
その中でリタイヤが増えることで、さらなに恐怖感が植え付けられ、さらに人気に火がつく。
まさに雪山から雪球が転がり落ち、雪が付着することでどんどん大きくなっていく。

記事の後半で筆者が
 タイトルが分かりやすくキャッチーであり、リードがそのままニュースの見出しになるようなものを心がけて企画をしています。企画の“ウリ”が分かりやすくなりますし、記事にしやすく、人々の言の葉にも乗りやすくなります。
と、言っていますが大変によく分かります。
安易で安直な名前というのは、誰もが大変口にしやすい名前であり、フレーズとしても大変残りやすい。
逆に何回もひねったような名前というのは、覚えられなかったり。そのルーツまで興味を持ってもらえないことの方が多かったりします。
今後、ビジネスの現場においてマーケティングは必須の知識になり
中小零細でもビジネスチャンスをものにするには、必要な知識なのかもしれません。

しかし、「まち子の隠れんぼ」本当に怖そうですよね。
今シーズンの人気を受けて、もしかすると、今後首都圏でも同様の企画が開催されるかもしれません。
そうなった時には、皆さんも参加してみては如何でしょうか。
リタイア続出の理由が体感できるかもよ。

私? 当然「NO!!」と声を大にして言いたいと思います。
…でもダメなんだろうな。