先月の投稿で「映画の配給に何かしらの思惑があるのか…」なんて言うのを
取り上げさせて頂いたが、その結果が近々でることになるだろう。
というのもオリコンが毎年出している
「年間映画興行ランキング」というのが「12月中頃」に発表になるからだ。
この結果で、先月の投稿の意味合が見えてくるのかもしれない。
さて、ここからが本題。最近、テレビでの映画の放映がめっきりすくなくなってきている。
以前までは、金、土、日の9時~11時まではどこかのキー局で映画を放映していた。
(少し前はなぜか水曜日にやっていた変なキー局もあったけど)
その後、あれよあれよというウチに、土曜日が映画から2時間ドラマに変更になり。
金曜日には、なぜかジブリ作品の登板回数が過密になってきている。
私というか、このブログの中の人は結構な映画好き。
映画は映画館でって公言するほど、映画館へと赴き。ちょこちょこと鑑賞している。
とは言え、テレビで見る映画も嫌いではない。ので、週末に放映される映画は
幼少の頃からの楽しみでもあった。
そんな思いの中、こちらの記事を読んだのだ。
テレビで映画を放送することの意味
この記事の内容としては「なるほど…」と唸らされる内容だ。
確かにチャンネルスイッチをポチポチ押しながら、どれを見ようかジャミングしている人には
解説だったり、あらましなどがテロップとして表示された方が大変分かりやすい。
勧善懲悪なストーリーなら、良い人間、悪い人間がはっきりした方が
ストーリーを簡単に把握し易いのと一緒。
しかし、では。私は言いたい。
なぜ2時間ドラマで途中から見た人へと向けてあらすじやテロップを表示させないのか。
私が知る中で2時間ドラマで「なんと一緒に捜査していた助手が犯人」とかのテロップがでているところを見たことがない。
(あらすじは短く編集した導入部分としてたまにやっていたかも…)
では、どうやって線引されているのかと言うと
そこには、制作陣営と放送陣営との距離感でしかないと私は思う。
今回、記事で取り上げられている「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」は海外での制作
配給や契約などは日本の支社が代行しているのだろう。
しかし、ドラマは制作会社と放送局が強く結びついて放送されている。
記事元のように、ジャミングしている人に向けて、なんて綺麗ごとは言っているが
結局のところ、遠く離れた所の作品に手を出したところで、文句も言われないだろう
という思いがあって、テロップを入れており。
近しい製作会社が作る2時間ドラマにテロップを入れないのは、今後もお付き合いがあるから
作品を汚して、あとあと面倒になるのも嫌だから
という及び腰での対応でしかない。
そもそも、2時間ドラマだけではない。毎週放送されるドラマ。にしても
途中から入る人にはその関係性がまったく分からないのだ。
だったら、そこにもテロップを入れろよ。と…。ジャミング対策でテロップ容認している人に私は言いたい。
だれがテロップだらけのドラマを楽しんでみれるんだ。という話だ。
じゃあ、それを映画でやって良いのか。という逆説的な回答が見えてこないのか。
とは言え、視聴率。という大きな数字に対して私個人が訴える言葉というのが
ゴミクズなだけである。という認識は十分している。
とは言え、個人のブログ。個人の感情を吐露しない理由はない。
なので、私はこのように書かせて頂いた。